鈴木
電気工事士
飲食店の経営から、電気工事の世界へ。
人生の新たな舵を切る。
独学で国家資格を取得。コロナ禍を乗り越えるための、大きな決断。
約1年半前まで、私は飲食店を経営していました 。しかし、コロナ禍の影響を考え、業績が落ち込む前にと転職を決意。全くの未経験でしたが、独学で動画なども活用しながら勉強し、第二種電気工事士の国家資格を取得しました。資格取得後、現場に入ってからが本当のスタートで、ベテランの職人さんたちの仕事を「見て覚える」ということに、最初は難しさを感じました。

壁の向こう側を知る面白さ。
解体作業が教えてくれる、電気の仕組み。
完成された空間しか知らなかった。今は、ゼロから作り上げる過程にやりがいを感じる。
飲食店経営時代は、常に完成された店舗しか見ていませんでした。しかし、この仕事では解体作業から入ることも多く、普段は見ることのできない壁の裏側で、電気回路がどのように組まれているのかを知ることができます。当たり前に使っているコンセントやスイッチの裏にある緻密な仕組みを理解できるのが、この仕事の大きなやりがいであり、面白さだと感じています。

年代問わず、和気あいあい。
ベテランから学ぶ、風通しの良い現場。
見て覚える職人の世界。だからこそ、チームの雰囲気が大切。
現場にはベテランの方から経験年数の近い方まで様々ですが、年代を問わず和気あいあいとした雰囲気です。一つの現場に対してチーム全員が責任感を持ち、有資格者の指揮のもとで作業を進めています。職人の世界は厳しいイメージがあるかもしれませんが、ここはチームワークが良く、分からないことも聞きやすいため、未経験からでも学びやすい会社だと思います。
次のステップへ。
上位資格の取得と、新たな技術の習得を目指す。
ものづくりが好きな人、一つのことに没頭できる人へ。
現在の主な業務は解体作業ですが、今後は電気配線を新たに行う「敷設」の技術も学んでいきたいです。また、専門の電気工事会社で実務経験を積むことで、より上位の資格への受験資格も得られるので、スキルアップを目指していきたいと考えています。この仕事は、何か一つのことに集中して作業するのが得意な方や、ゼロからものづくりに没頭するのが好きな方に、ぜひおすすめしたい職業です。




